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シトロンブックスの雑記




11月晦日

今年って、紅葉が遅れてる?
あんまり寒くないですし。

なのにもうすぐ12月。






11月某日

実りの秋らしく、両隣の奥さんから果物のおすそわけをいただいたり、お向かいのおっちゃんからお野菜をいただいたり、ほんとうに助かります。

わたしは、ベランダのパセリを枯らしてしまいました。






11月某日

無洗米なのに、ぼーっとしていたら、洗ってしまった。

高校時代の友達が、亡くなっていたことを知ったせいかもしれません。






11月某日

無洗米を買ってみた。
お米をとぐのがいやだからではなく、最近の北海道のお米は本州のお米よりも美味しいものがある、と聞いたので確かめてみたかったから。
近所のヨーカドーでは、北海道のお米は無洗米しかなかったのです。

「きらら397」の新米。
もちもちしていて、美味しいです。






11月某日

ここ2週間ぐらい、ほんとうに落ち着かなくて、ゆっくり寝ていないために足が痛くなっておりました。

ということで、今朝はたっぷり眠りました。
おっ、復活だね。

部屋も10日ぶりぐらいにお掃除。
やっと人間の住む部屋に戻りました。






11月某日

映画祭終了。

今回もいろいろな方と出会えて面白かった。

打ち上げ会場で西島秀俊さんに握手していただき、舞い上がる。
ほんとうに美しい方でした。
かっこいいとかのレベルじゃないんですよ、いやほんと。

思い出したけど、わたし「握手マニア」なんでした。「サイン」より「握手」ね。

西島さんの手は、大きくて柔らかでした。






11月某日

やっと映画を見る。
岡本喜八監督の『独立愚連隊』(1959年)。

今回の岡本喜八特集は、3年前の清水宏特集以来の見たい映画のオンパレードだったのですが、結局この一作のみ。

ちなみに見たかったのは、『江分利満氏の優雅な生活』『大菩薩峠』と『日本のいちばん長い日』をはじめとする戦争もの。

『独立愚連隊』も戦争ものです。
面白かった。
雪村いづみさんが、上戸彩ちゃんにそっくりでびっくり。キュートでしたわ。
彼女は従軍慰安婦の役なの。日本人の女性も従軍慰安婦として働いていたのか、と、当時としては当然なんだろうけれど、驚きました。

亡き岡本監督にかわって、みね子夫人が、毎回お客さまを出迎え、見送り、ご挨拶なさっていた姿には感動を覚えました。

そしてもう一本。
イラン映画の『メン・アット・ワーク』(2006年、マニ・ハギギ監督)。

山道の崖っぷちにそびえ立つ岩を、思いつきのお遊びで谷に落とそうと試みる男達のはなし・・。
面白かったのにところどころ寝ちゃったよ〜。
ちょっと疲れてたからな。まったく残念。
でも最後のシーンが、実によかったです。






11月某日

今年配属されたところは、けっこう忙しい。そして緊張する。
でも面白い。






11月某日

映画祭がはじまりました。






11月某日

長谷川直子さんと国立デート。

といっても、それほど国立に詳しい訳でもないので、行き慣れたお店を巡る。
ペンギンにもお連れしました。

長谷川直子さんは、トムズボックス主催の「あとさき塾」の2期生だったそうです。だからトムズボックスの土井章史さんとの交友も長く、絵本界隈のおもしろいおはなしをいろいろ、ぽろりと聞かせてくださいます。貴重だわ。

そのほか、夏に突然とびこんできた、絵本制作の秘話もたっぷり伺いましたわよ。
年内には発売されるようなので、なるべく早くホットな情報をお届けしたいと思っております。

それにしても、10年前に絵本屋で偶然に見つけた素敵な絵本の作者と、いまこんなふうに一緒にお散歩できるなんて、とっても不思議です。
人生はおもしろいな〜。
そして、長谷川直子さんは、ほんとうに素敵な方だな〜。






11月某日

できました!カタログペーパー!

おいおい、もう11月も半ばですよ。
でも、せっかく作ったので、とにかく配布し始めます。

ご希望の方は、メールでお名前とご住所をお知らせ下さい。お送りいたします!

A4サイズを三つ折りした、ほんとうにささやかなカタログぺーパーですが、この時期(秋〜クリスマス)のお薦めを厳選致しました。

見て頂くだけでも嬉しいですし、もしお気に召すものがあるようなら、ご注文いただければ幸いです。

お知り合いの方にもおすすめいただけるなら、更に幸いです。


シトロンブックスカタログペーパー

こんな感じです

■ ■ ■


話題は変わって、『暮しの手帖』の編集長に、あの松浦弥太郎氏が就任なさると、友人から速報があり。
ひょえ〜。

松浦氏は「COW BOOKS」の店頭でお見かけしたことあり。わたしのはいていた赤い靴をほめて下さった、ナイスガイ(?)。一介の客にそんな声掛けをするなんて、やっぱり気が利く方なんだな、と当時思ったのでありました。

とにかく、楽しみであります。






11月某日

はらたいらさんが亡くなってしまわれた。

「クイズダービー」で漫画家と紹介されていたのに、全然漫画をみたことないな〜と思っていたら、朝日小学生新聞に『日記ちゃん』という漫画の連載がはじまり、「ほんとに漫画家だったんだ〜」と思ったことを思い出しました。

『日記ちゃん』のタイトルの頭になんかついてたよな〜と思ってちょっと検索してみたら、けっこう「朝日小学生新聞を取っていたのではらたいらの漫画をみることができた」、というコメントが多かったです。一緒ね〜。

多分毎回『○○○だよ!日記ちゃん』の○○○がその週の内容にあわせて変わっていたのではないかと推測。

そのころ全盛だった少女漫画にくらべて、明らかに線が少なくて、でもちゃんとチャーミングだった日記ちゃん。「これも漫画なんだ。」と驚いた記憶があります。

小学生時代に慣れ親しんだ方々が亡くなっていく時代に入ったのだな、とほろり。
ご冥福をお祈りします。






11月某日

映画祭のミーティング。
いよいよ来週からよん。

気が付くとまわりのお若い方々のぴちぴちお肌に目が釘付け。
ほんとうに20歳前後のお嬢さんの肌はいいですね〜。

その年頃にひとからほめていただいたときは、「何言ってんだ、このひとは」と思っていたけれど。

なくして初めてわかるものなのね、こういうものは。






11月某日

先日の「徹子の部屋」のゲストは「おせいさん」こと田辺聖子さん。
仕事の日なので、ハードディスクレコーダーに録画の予約をしておいた。
さて、見よう、と思ったら、ハードディスクがいっぱいで、4分半しか入っていなかった。とほほ。

あわててBS朝日の番組表を見ると、あるある、ちょうど今日だわ。

録画スペースを空けるために、ハードディスクのもう見ないだろう番組をどんどん消していく。思った以上に「ケロロ軍曹」に圧迫されていたことが判る。

更に、去年おせいさんが「徹子の部屋」に出たときのも録画していたことに気づく。
わたしって、おせいさんを無意識にチェックしてたんだ、すごいな〜。

やっぱり、田辺聖子と佐藤愛子は日本の女流作家の双璧ですからね。
ま、本はあんまり読んでないのですが。






11月某日

先月から参加している「読書会」。
今日の講師は『せかいいちうつくしいぼくの村』(ポプラ社)の小林豊氏。
氏の生活習慣、読書体験、制作裏話やアフガニスタンについて、いろいろと拝聴。

先月のミンダナオ島で活動なさっていた松居友さんもそうだったけれど、今回の小林さんも、新聞やメディアに出ない現地ならではの様子や体験を教えてくださる。
想像すれば、わかることかもしれないけれど、聞かないと気づかないことのなんと多いこと。テレビや新聞で映される爆撃を受けている町角のまわりには、ひとびとの日常がある、カフェでお茶を飲み、畑をたがやし、市場に買い物に行っている、ということ。

飛んできた爆弾が命中する直前に、独特の静寂がおこることは、体験しなければ決して知ることが出来ないことではありますが。

また、松居さん同様、現地の人々の口伝文化について話が及び、ちょっとびっくり。書物は、貴重な文化であるけれど、大切なものをなくす兆候でもあるらしい。深いです。

あと、本の匂いをかぐのがお好きなことも、聞けてよかったです。






11月某日

ゲド戦記読了。
外伝はまだだけど。

さいごはすっかり、好々爺なゲド。
農夫ゲド、もいいけれど、やはり、初期3部作のほうが好き。
とくに一巻目の『影とのたたかい』、青々しいゲドが輝いていて、いい!

またそのうち読み返してみようと思います。

それと、ゲドを読んだおかげで、竜が気になりだしました。






11月某日

今日は月に一度の資源ごみの日。
リサイクルできるものはこの日に出さなきゃだめ!なんだけど、集積所がうちから遠くてこれまで一度も利用したことなし。
でも、最近厚木市は紙ごみを減らす体制になったらしく、これまで平気で持っていってくれていた段ボールや雑誌を、「資源ごみです」という張り紙と共にゴミ置き場に残して行くようになってしまったので、仕方なく今日を心待ちにしていました。

うわさにきいていた集積所に、朝早くから3往復して運ぶ。

やっとすっきりした部屋の中。
しかし、今日からまた、次の資源ごみの日にむけてどんどんたまっていくかと思うと、不毛であります。






11月某日

水戸芸術館で「佐藤卓展-日常のデザイン」を見る。
偶然、ご本人の講演会もあったので、聞く。
おもしろい!
おもしろかった!!

パッケージデザインが多いのですが、それらのできた背景もわかるようにキャプションがついていて、全部を見るには時間が足らんかったです。
「ずっと残るデザインにと思って作るけれども、会社の事情で消えていく商品が多い」というようなコメントを読んで、そうかーと胸が痛くなる。
「何かおかしいよね」、そんなことも訴えている気がしました。

夜、新聞をみて、ポール・モーリア氏が亡くなったことを知る。
ああ、いつかはくると思っていたけれど、とうとう・・・。
しばらく、喪に服します。






11月某日

TOCONUTSのKさんのだんなさまはブルースをやっているらしい、と言う情報は数年前からあったですが、このたび晴れてライブのご連絡をいただきました。
ということで、会場へ足を運ぶ。
連絡が急だったので、とりあえず一人で向かう。

ついたところは、ライブハウスというよりも、食堂でした。「ヒナノ・ビール」と「ベーコンと野菜のポトフ」「鯛めしおにぎり」「おみそ汁」をぐいぐい頂くとライブになりました。

よかったです〜、CDも買いました。

そして、美味しかったです〜、また誰かを誘っていこう。






11月朔日

カタログペーパー、10月中に出来るはずでしたが、どうやらだめですね〜。
相談役(仮)のところへ最終稿を持っていってアドバイスをいただく。
とにかく、これで、ほぼ完成。休み明けには入稿して・・・。
11月か〜、秋まっただ中、っていうか晩秋・・・。

ま、いいか。
とにかくまだ秋だし。

相談役(仮)のところで、アカシアの蜂蜜入りの無塩バターをいただく。
最近、わたしも無塩バター好きなので、かなりうれしい。
おいしいパンを買ってたべてみましょう。






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