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いずれも、むし(昆虫)が主人公のお話です。 大人になっても虫は苦手とおっしゃる方は、きっとたくさんいるはず。 でも、こんな絵本と出会えたら、小さな彼らの生活にも、 少し、目をむけて見たくなるのではないかしら・・・ 子どもなら、きっとなおさら! セミくんいよいよこんやです / むしのチロリンコンサート / むしむしレストラン 長い時を地面の下の部屋ですごしたセミくん。 ある日、一本の電話がかかってきます。 そう、こんやが待ちに待った、その日なのです。 仲間たちのところにもその知らせが伝わります。 みんな、うきうきそわそわ、準備にいそしみます。 そして、さあ、いよいよです! 工藤ノリコさんならではの味付けで、 大人になること、そして生きていることの喜びが描かれています。 幼虫時代を過ごしたセミくんの部屋にも大注目! 見飽きることがありません。 工藤ノリコ 作 教育画劇 / 初版発行2004年6月30日 たて18.8cm×よこ24cm 24ページ 価格:1,050円(本体1,000円) ■ 『むしの チロリンコンサート』 ■ もりのなかで。 スズムシくんや、コオロギくんやマツムシさんが 楽しそうに鳴いていると、いろいろな虫が集まってきます。 とうとう、ハチの大群までやってきたのですが・・・ 秋の森のにおいまで感じそうな、菅野さんの色づかい。 虫たち一匹一匹の表情も、とても楽しそうです。 虫の声が、秋の夜長に彩りを添えてくれる頃にぴったりの一冊です。 菅野由貴子 作 教育画劇 / 初版発行2004年8月3日 たて18.8cm×よこ24cm 32ページ 価格:1,050円(本体1,000円) ■ 『むしむし レストラン』 ■ アリ、クモ、バッタ、チョウ、ダンゴムシの5匹はとても仲良し。 5匹の夢は「たくさんのむしがあつまる レストランをひらくこと!」 でも、みんな意見がまとまらず、まずは、それぞれでお店を作ることにしましたが・・・ 種類を超えて仲良しな虫たち、というだけでも興味をひかれます。 それぞれの食べ物の好みがなぜ違うのか、という科学的な解説もうまくお話にとけ込んでいますし、 かわいく見えても、かなりきっちりと虫のからだの構造が描かれています。 虫や昆虫図鑑が苦手なら、このお話からはじめてみるのも、よいかもしれません。 しもだともみ 作 教育画劇 / 初版発行2004年8月 たて18.8cm×よこ24cm 32ページ 価格:1,050円(本体1,000円) |
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